2012年9月29日土曜日

MLB初観戦!

実は先日初めてMLBの試合を生で観戦してきました。
MLBファンを名乗りながらも恥ずかしながらアメリカの地を踏んだこともなかったので、是非見に行こうと思い立ちました。

行き先はサンディエゴ。
車を使うことができないのでダウンタウンから歩いていける範囲に球場があるところ、そしてドジャースの試合が見たかったのが決め手に。
ドジャースの試合を生で見れるということでワクワクしていたのですが、出発数日前になって自分が試合の日程を間違えるという致命的なミスをおかしていたことに気づきました。
3連戦全て見るつもりだったのに、全て見れなくなるとは本当にバカなミスでした。
あのときほど自分を情けなく思ったことはありません・・・

しかしどうしても諦めきれずになんとか試合を見る方法がないか模索。
その結果、旅行期間中にアナハイムで試合があることがわかり、あまり遠くなかったのでアナハイムにも行くことに。
当日は朝にサンディエゴのダウンタウンを出てアムトラックを使い2時間でアナハイムに到着。
駅を出た時に目の前に広がる駐車場と大きな球場はきっと今後も忘れないでしょう。
無事当日券をゲットして球場内に踏み入れたときは感動のあまり泣きそうになりました。

試合も素晴らしいもので、ウィーバーとフロイドの投げ合いは6.1回を1失点で抑えたウィーバーに軍配があがりました。
6回のトラウトが四球、ハンターがヒットで繋ぎ、プホルスが2点二塁打、モラレスが2点本塁打という4人で4点取るという攻撃はしびれました。
私はトラウトのユニフォームを購入し着用、応援していたのですが彼の人気はものすごいものでした。
プホルスやウィーバーよりも大きな声援を受けていたのではないでしょうか。
私もこの日で一気にエンジェルスのファンになってしまい、結果的には日程を間違えてよかったと思います。


追記
この記事を書いている間にCINのベイリーがノーヒッターを達成しました。
今季7度目のノーヒッターですが本当によく出ますね。

2012年9月5日水曜日

WBC参加を表明

9月4日、選手会がWBCへの参加を表明しました。
そこで改めてWBCについて私の個人的な意見を書く事にします。

今回の件で、日本の国際感覚のなさが露呈したように思います。
日本代表を常設化して、WBCロゴを使わないことで利益は確保できそうです。
しかし、結局MLBは何も譲歩していない、日本の要求は何も通っていないではないか、という意見は多数出てくるかと思います。
そこで我々ファンはしっかりと事情を把握する必要があります。
WBC出場国は何もアメリカや日本のような富裕国だけではありません。
ドミニカやベネズエラといった国は野球が強くても経済的に豊かではありませんし、欧州などでは注目度もかなり低いでしょう。
となれば代表スポンサーを認めてしまえば、それらの国々はスポンサーがつかず出場すらできないということになりかねません。
そして得をするのは日本。
国際的には明らかに日本の主張は自分勝手なものでした。

しかし日本も慈善事業ではない以上、利益を得なくてはいけません。
そういう意味で今回別に財源を確保できたのは落としどころとして良かったと思います。

また、収益分配についても今後議論が再燃するでしょう。
日本のマスコミはただ66%と13%という数字を強調するだけでなく、もっと別の面もしっかり説明すべきです。
出場選手の半数がMLB所属選手で、主催国もMLBである以上、これは全く不平等だと思いません。
主催者としてMLBも負担をしているのですから。

WBCは今まだ成長段階にあります。
どんな大会でも最初から権威を持っていたわけではありません。
WBCもこれから数年、あるいは数十年かけて変化し、権威も生まれてくるでしょう。
問題点は多数ありますが、日本も国際野球の発展のためにと謳うのであれば、IBAFワールドカップに非協力的な態度をとった分、今度こそしっかり協力していくべきです。


何にしても、一ファンとしてWBC出場は歓迎します。
私はMLBファンなので、今大会は2倍楽しめそうです。

WBCに関連して思うところ

今回の騒動はやっと一段落つきました。
しかし、今回選手会の不参加を支持していた人たちはかなり多かったように思います。

そこで不思議なことが一つ。
不参加を支持してMLB、アメリカ批判をしていた人たちは、自分たちが片方の意見しか聞いていないことに何も疑問を抱かなかったのでしょうか?
選手会の主張が絶対的に正しいものだと信じて疑わなかったのでしょうか?

日本人は世界の中でも常識人である。
問題が起こったときは常に日本が正しい、結果的に負けたのならそれは圧力に屈したということだと考えてはいないだろうか。
少し極端な言い方かもしれませんが、そんなふうに考えている人が多いのではないかと感じました。