2012年1月15日日曜日

ストーブリーグ

黒田投手の移籍先がついに決まりましたね。
その移籍先はなんとNYY。
優勝争いができるチームを希望していた黒田と、プレーオフの試合を任せられる安定感のある投手を求めていたNYYの思惑が合致した形になりました。
黒田は1年1000万ドルなので若手が育つまでの一年間のつなぎでしょう。
これで今までのような無援護に悩まされることはなさそうですが、本拠地が打者有利(特にホームランが出やすい)で打撃の強いチームが多い東地区のNYYですから勝敗以外のスタッツは落ちる可能性が高いです。
ビル・ジェームズの予想では
11勝11敗 防御率3.57 204.0回 145奪三振 49四球 被本塁打23 WHIP1.22
となっていますが、これはLAD残留を想定した予想です。
なので私は
16勝9敗 防御率3.85 204.0回 150奪三振 52四球 被本塁打25 WHIP1.25
程度になると予想します。
安定感のある先発投手の不足に悩んでいたNYYにとってはいい補強になりましたね。

他にもNYY⇔SEAでビッグトレードが行われました。
NYYはヘスス・モンテロとヘクター・ノエシを放出し、SEAからマイケル・ピネダとホゼ・カンポスを獲得しました。
NYYは将来性もあり即戦力のあるピネダを獲得し、SEAは打撃力の高いモンテロを獲得するというwin-winのトレードになりそうです。
しかしピネダの影に隠れてあまり注目されていませんがカンポスもかなりのポテンシャルの持ち主です。
19歳ですが球威があり奪三振力も高く、フェリックス級の投手に育つ可能性もあります。
モンテロがいなくなってもサンチェスという有望株がいますし、キャッシュマンGMの若手有望株をプロテクトする方針は功を奏してきているようです。
来季以降もNYYは楽しみです。

2 件のコメント:

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    こんにちは^^
    2回目のコメントです。
    まさかピネイダをトレードに出すとは思ってもみなかったです。
    モンテロとピネイダはどちらも超有望株ですが、やはりエース級の投手というのは中々獲得するのが難しいと思うので、カンポスのことも考えると、ヤンキースに少々有利なトレードだったかなと個人的に感じています。
    で思うのですが、なぜマリナーズはフェリックスをトレードで出さなかったのでしょうか??
    ピネイダはフェリックスよりも3歳若いし、フェリックスはメジャーで十分すぎるほどの実績があります。それこそ、ヤンキースはフェリックスが喉から手が出るほど、欲しい投手でしょう。
    フェリックスをトレードで放出して、今回のトレードよりも更なる有望株を取り、ピネイダを中心としてチームを再建する。こっちの案についてどう思われますか??

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  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コメントありがとうございます。
    NYYは実際にフェリックスの獲得を模索していたようですが、結局のところピネダに落ち着きました。
    SEAはフランチャイズプレイヤーにしておく気がないのならトレードに出すには絶好機だったのに惜しいことをしたんじゃないかと私も思います。
    確かに若干NYY有利なトレードでしたが、どちらも欲しかった人材を獲得できたという意味ではwin-winといっていいでしょう。
    私の勝手な憶測ですが、SEA側はピネダをそこまで評価していなかったのかなと思います。
    ピネダの速球は既にメジャーでも十指に入るといってもいいですが、球種の少なさが気になります。
    速球にスライダー、それと習得中のチェンジアップだけでは確かに先発投手としては心もとないです。
    実際それ故にシーズン後半はあまりよくありませんでしたから、そういう部分からSEAはピネダをフェリックス級の投手にはならないだろうと判断したんじゃないでしょうか(本当に勝手な憶測です)。
    どうやらこのチームは割り切って再建期に入ることができないみたいですし、今年でイチローとの契約がきれ、さらに若手有望株たちがある程度成長しているという前提でチームを作っているんでしょう。
    まあ本当にそうなれば結構魅力的なチームにはなりますね。

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