2013年5月27日月曜日

エンジェルスの逆襲

開幕から不調だったエンジェルスにもようやく春が訪れたようだ。
自慢の打線がうまく機能せず、投手陣も崩壊気味という状況がひと月近く続いたが、5月18日に今季最多となる12得点で勝利すると、そこから現在まで破竹の8連勝。
この期間中の平均得点は7.4点、平均失点は2.5点と完全に投打がかみ合っている。
この好調の要因は色々あるが、まず打線においてキープレイヤーとなっているのはサイクルも達成したマイク・トラウトだ。
5月に入って調子を上げてきていたが、4試合連続のマルチヒットで打率を3割にまで引き上げるなど素晴らしい活躍ぶりだ。
そしてもう一人調子を上げて生きているのが序盤ボロボロだったジョシュ・ハミルトンだ。
この8試合では3本の本塁打に加えて四球も増えるなど、地味に打ち始めている。
調子の波がある選手なのでここから夏場にかけてまた爆発的な活躍をみせる可能性もある。

エース不在の投手陣もなかなか頑張っている。
特にここ数試合のウィルソン、バルガス、ウィリアムズの活躍はかなり安定しており、ローテの5人のうち3人が安定しているというのがかなりの強みになっている。
しかし残りの2本がまだうまくいっていないが、そろそろウィーバーが復帰するのでその問題も解決するのは難しくない。
リリーフも軸となる投手が安定しており、目立った弱点はまだ浮き彫りになっていない。

未だ進化を発揮していないプホルスやハミルトンがある程度波に乗ってくれば、さらに強力な打線になることは間違いないだろう。
序盤が悪すぎたために今は3位だが、この調子でいけば勝率5割はすぐに超えるだろうし、レンジャーズとの地区優勝レースに名乗りをあげる可能性も低くはない。

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