2014年4月19日土曜日

プホルスは復活するのか!?

今のアルバート・プホルスの評価は決して高くない。
ただでさえ32歳からの10年契約などリスクが高過ぎるのに、その最初の2年間で期待通りの活躍ができなかったからだ。
これは肉体的な衰えによるものなのか、あまりにも急激な成績の低下に薬物疑惑さえも叫ばれた。
不良債権化は避けられず、エンジェルスはこの大きな負債に今後苦しまされ続けるはずだが、今季のプホルスはなにやら復活の気配を見せている。
毎年結果を残すスプリングトレーニングでは今季も1本塁打ながらOPS.900超えの好成績を残した。
しかし近年のプホルスにとって鬼門なのはレギュラーシーズン開幕直後だ。
初めて3割100打点を下回った2011年から、4月は毎年OPS.800を切っており、2012年に至ってはOPS.500台と極めて不調だった。
しかしどの年もシーズンが進むにつれ復調し夏場以降にはOPS.900台にまで調子を上げている。
もしこの傾向が今年も続くのであれば、4月時点でよく打てている(もちろん全盛期ほどではない)今季は後半戦に調子を上げてさらなる好成績をも望めるということになる。
この点に関してはエンジェルスファンである私の希望的観測ではあるが、過去のデータ上でプホルスは明らかに後半戦に調子を上げていく打者なのは間違いない。

加えて今季は殿堂入りキップと言われる500本塁打まであと3本と迫っている。
今季中の2500安打も視野に入っており、チームも戦力的には優勝を狙える状況にあるためモチベーションも高いはずだ。
殿堂入りはもはや間違いないであろう選手だが、晩節を大いに汚さないためにもこの辺りでもう一度爆発してあらゆる疑念を払拭したいところである。


4 件のコメント:

  1. こんばんは
    プホルスの今年の状態を見ると、やはり去年休んだのは良い判断だったのだと思います。
    カージナルス時代から人格良し、成績良しで大ファンだったのでぜひ調子をどんどん上げていって3割30本(できれば40本…厳しいかな?)達成できるといいですよね!

    トラウト・プホルス・ハミルトン この三人が活躍すれば多少投手力に難ありでも地区優勝はできると思いますので、ぜひ頑張って欲しいです。

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    1. コメントありがとうございます。
      年俸的にはプホルスには3割30本は最低ラインとしてほしいところです。
      トラウト、プホルス、ハミルトンの3人が本来の実力を発揮すれば非常に強力な打線が出来上がるのは間違いないでしょうね。
      ここにとてもパワーのあったトランボがいないのは残念ですが。

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  2. 今のところ合格点を挙げられる成績だと思います。
    昨年はひどかったですけどね。
    成績の低下は足の怪我でしょうし、今季は本人が大丈夫と言っているので問題ないと思います。
    またハミルトンも復活してほしいです。
    昨季は不本意な成績でしたが、2012年の球宴前のように爆発すると全盛期のボンズより恐ろしいので、今季はそれに期待します。
    ただ後半の大失速は勘弁です。

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    1. コメントありがとうございます。
      プホルスもハミルトンも年齢がきになる選手ですから、今のうちの活躍してもらわないと長期契約の後半はもっとひどいことになりそうですからね。
      プホルスは年齢詐称の疑惑、ハミルトンは薬物による早期の衰えと問題のある2人ですから。
      とにかく今季は後半に2人+トラウトが大爆発するのが理想です。

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