2015年6月10日水曜日

新人投手クリス・ヘストンがノーヒッター達成

2015年初のMLBノーヒッターがジャイアンツの新人クリス・ヘストンによって達成された。ジャイアンツ史上17度目のノーヒッターとなったが、ジャイアンツの投手がノーヒッターを達成するのは2012年ケイン、2013、14年のリンスカムに続いて実はこれで4年連続。3者に死球は与えた者の無安打無四球11奪三振に加えて自ら2打点をあげるなど大活躍を見せたヘストンは昨季デビューしたばかりの遅咲きの27歳だ。この日の対戦投手だったメッツの豪速球投手シンダーガードとは違い平均球速は90mphに満たない程度だが、今季は動く速球を軸に安定した制球力、奪三振力を見せている。また好不調が非常にはっきりしており、今季はここまで12試合に登板して自責点を1以内に抑えた試合が7試合、それ以外の試合では全て5失点以上と炎上している。ここまではっきり結果に表れるのも珍しいが、炎上か快投という博打投手。今季の新人王候補の一人でもあるためシーズン終了まで要注目だ。


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