2011年11月8日火曜日

ボルチモア・オリオールズ

来季楽しみな選手を若手中心に紹介していきたいと思います。
今回はBALの選手です。

”ザック・ブリットン”
オープン戦で好投し、開幕直後にB・マティスの故障で昇格するとシンカーを武器にメジャーでも好投して序盤ア・リーグ新人王の有力候補でした。
しかし徐々に成績を落とし、7月8日には1イニングもたずに8失点してマイナー降格するなど、メジャーの洗礼を浴びました。
後半戦を調子を落としましたが、左のブランドン・ウェッブになる可能性を秘めた逸材です。
今季もERAは4.61だったものの、xFIPは4.12とそれほど悪くはありませんでした。
もう少しコントロールが改善されればBALのエースとして君臨することが出来るでしょう。

”マット・ウィータース”
ついにこの選手が開花しました。
テシェイラ2世とも言われたほど期待を受けてきたウィータースですが、今までは伸び悩んでいました。
しかし今季その打力が開花。
��2本塁打したことだけではなく、対左ではOPS1.124と驚異的な数字を残しました。
いっそ右打席に絞ったほうがいいのではないかと思うような成績で、OPS.665と酷かった対右がこれからの課題になります。
打撃が伸び悩んでいる間にも向上を続けていた守備力はいよいよ本物のようで、今季の守備防御点+14は両リーグの捕手でダントツでした。
初のゴールドグラブ賞も獲得するなど、オールスター初選出に加えて今季は彼にとって飛躍のシーズンとなりました。


BALで来季期待しているのはこの2選手です。
本当はA・ジョーンズやN・マーケイキスなど、素晴らしいポテンシャルを秘めた選手が他にもいるんですが、彼らはどうもBAL特有の伸び悩みに陥っているらしく、来季も代わり映えしないのではないかと思ってしまいます。
なかなか前評判通りにはいかないものです。

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