2011年11月15日火曜日

ボストン・レッドソックス

今回はBOSの選手です。

”ジャコビー・エルズベリー”
今季最も飛躍した選手の一人です。
ケガにより昨季はわずか18試合の出場にとどまりましたが、今季は自己最高のシーズンを送りました。
急激に長打が増し、32本塁打を放ちOPS.928と強打者の仲間入りを果たしました。
さらに39盗塁と併せて球団史上初の30-30を達成するなど、MVPの有力候補にもなっています。
グランダーソンとエルズベリー。
今季はこの両センターが本塁打を大幅に増加させました。
グランダーソンは元々パワーがあったことや本塁打の出やすいヤンキースタジアムの影響、さらにフォーム改造で左投手を苦にしなくなったなど本塁打増大の要因を説明できますが。
エルズベリーの場合はどうしてこれほど急激に本塁打を増やせたのかいまいち納得のいく説明がつきにくい状態です。
今季の活躍がフロックではないと証明するためには来季さらなる活躍を見せるしかありません。
彼の実力は本物なのか、それを測るために来季は重要なシーズンです。

”カール・クロフォード”
今季最もがっかりさせてくれた選手の一人です。
同時に移籍してきたゴンザレスが期待通りの好成績を収めたのに対し、クロフォードは不振を極めました。
出塁率はリーグワースト4位、最も期待されていた盗塁はわずか18でした。
今季BOSがプレーオフを逃した戦犯の一人でもありますし、来季ダメだった場合は本格的に不良債権化しかねません。
失敗は許されないレベルの巨額契約を結んでいますから、来季は必ず復活しなくてはなりません。

”ダニエル・バード”
��月に4敗、セーブ失敗3度、防御率10.64と、プレーオフを逃す原因を作ってしまったバードですが、パペルボンがFAでPHIに移籍したことで、来季はクローザーを担う可能性が高くなってきました。
バードがいずれクローザーになることは既定路線だったとはいえ、今季終盤を見ていると不安要素になりそうです。
おそらくBOSはリリーフを補強するでしょうから、バードが崩れた時のためにクローザー経験のある投手を獲得しにいくでしょう。
今季のFA市場は優秀なリリーフ投手が豊富ですから、それなりの補強が出来るはずです。
もし優秀なクローザーを獲得した場合はバードは変わらずセットアッパーということも有り得ますが、どちらにしても来季のBOSにとって重要な役割を担う選手になりそうです。

BOSで注目したい選手は他にも、ペドロイア、ゴンザレス、ジェンクス、ラッキー、レスターなど多々いますが特にこの3人には注目です。
果たしてBOSがどのような補強をするのか楽しみです。

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