2014年10月27日月曜日

ワールドシリーズ第4戦

ジャイアンツ 4-11 ロイヤルズ

序盤はロイヤルズのムードだったが中盤からホームでの連敗を避けたいジャイアンツが逆襲を始めると空気は一変。
5回に同点に追いつくと6回に勝ち越し7回に駄目押しとこの3イニングだけで9点を奪い逆転勝ちを決めて見せた。
両チームともに先発は早い回で降りたが、ジャイアンツのリリーフ陣が無失点で抑えたのに対し、ロイヤルズはリリーフが8失点と散々な出来だった。
しかし勝ちゲームで登板する3本柱が打たれたわけではなく、その点ではロイヤルズは悲観する必要はないだろう。
勝敗をタイに戻し面白くなってきたこのシリーズだが次の第5戦は大きなターニングポイントになりそうだ。
勝利したチームがワールドリングに王手をかけるだけでなく、1戦目同様シールズ対バンガーナーのエース対決になる。
調子を考えればバンガーナーが投げるジャイアンツが大いに有利ではあるが、その絶対的存在をロイヤルズが打ち崩すことができればジャイアンツに大きなダメージを与えることができる。
ホーム最終戦でリーチをかけたいジャイアンツとホームに戻る前にリーチをかけたいロイヤルズの意地のぶつかり合いになるだろう。
シールズの調子と継投のタイミングなどの采配を大きく結果に影響しそうだ。


2 件のコメント:

  1.  第4戦に続いて第5戦もジャイアンツが5対0で快勝し3勝2敗で世界一に王手をかけることになりました。ロイヤルズ打線はバムガーナーに歯が立たず(シールズも頑張ったのだか)、バムガーナーはワールドシリーズ11年ぶりの完封勝利投手となりました。

     第3戦終了時点ではロイヤルズが6戦までに優勝を決めるだろうとも言われていましたが、現時点では状況は一変して、ロイヤルズには本拠地に帰ることと再度指名打者制が使えること以外、ほとんど明るい材料がありません。打線は低調、機動力も今一つ活かせていない、守備も少々水漏れが目立ち、先発投手は不安定、何よりも盤石のはずだった救援投手陣まで打ち込まれてしまっており(特にヘレーラとデービスまで打たれたのは痛い)、一気に不安だらけになっています。

     ロイヤルズはいよいよ真価が問われる時が来たようです。しかし、1985年には1勝3敗の窮地から逆転したこともありますし、まだまだ絶望というわけではありません。第7戦のことは考えず、まずは第6戦を勝って逆王手をかけてほしいですね。そうすればたとえ最終戦でジャイアンツにバムガーナーが救援のため待機しているとしても、道は開けてくると思います。

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    1. コメントありがとうございます。
      バンガーナーには本当に驚かされます。
      彼がルーキーイヤーにWSでハイパフォーマンスを見せた時、彼は大舞台に強い何かを持っているのではないかと感じましたが、正にその通りで彼がWSにおける伝説的投手になりそうな予感すらします。
      追い込まれたロイヤルズですが第7戦の先発がバンガーナーになることはないということには感謝しているでしょうね。

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