2014年6月5日木曜日

2014年MLBモックドラフト

MLB.comより2014年のモックドラフトが発表されたので少し紹介したいと思う。
モックドラフトとは模擬ドラフトことで、MLBに限らずNFLやNBAでも毎年行われている。
このモックドラフトその通りになることはまずないだろうが、これはいわば前評判であり、実際の結果との違いを楽しむことが出来るだろう。
そして今回発表された1巡目の選手たちがこちら。
*RHP=右投手 LHP=左投手 C=捕手 1B=一塁手 2B=二塁手
 3B=三塁手 SS=遊撃手 OF=外野手

1位アストロズ:ブレイディ・エイケン LHP
2位マーリンズ:カルロス・ロドン LHP
3位ホワイトソックス:タイラー・コレック RHP
4位カブス:マイケル・コンフォート OF
5位ツインズ:ニック・ゴードン SS
6位マリナーズ:アレックス・ジャクソン C/OF
7位フィリーズ:アーロン・ノラ RHP
8位ロッキーズ:カイル・フリーランド LHP
9位ブルージェイズ:トリー・ターナー SS
10位メッツ:ショーン・ニューカム LHP
11位ブルージェイズ:ジェフ・ホフマン RHP
12位ブルワーズ:タイラー・ビード RHP
13位パドレス:トウキ・トゥサン RHP
14位ジャイアンツ:グラント・ホームズ RHP
15位エンジェルス:カイル・シュワーバー C/OF
16位ダイヤモンドバックス:マックス・ペンテコスト C
17位ロイヤルズ:ダレク・ヒル OF
18位ナショナルズ:ケイシー・ジラスピー 1B
19位レッズ:ブランドン・フィネガン LHP
20位レイズ:ブラッドリー・ジマー OF
21位インディアンス:エリック・フェッド RHP
22位ドジャース:ショーン・リードフォリー RHP
23位タイガース:ニック・ハワード RHP
24位パイレーツ:ジェイコブ・ゲイトウッド SS
25位アスレチックス:モンテ・ハリソン OF
26位レッドソックス:アレックス・ブランディーノ 3B
27位カージナルス:フォスター・グリフィン LHP
28位ロイヤルズ:コディ・メディロス LHP
29位レッズ:スペンサー・アダムズ RHP
30位レンジャーズ:フォレスト・ウォール 2B
31位インディアンス:AJ・リード 1B
32位ブレーブス:マイケル・チャビス SS
33位レッドソックス:マイケル・コペック RHP
34位カージナルス:ルイス・オーティズ RHP

このモックドラフトからわかるように、今回は非常に投手の比率が高い。
これは投手が豊作であると同時に野手が不作だからでもある。
特に大学生野手が不作で、そのため投手偏重ドラフトになると予想されている。

注目選手は全体1位に選ばれているエイケン。
全体1位指名間違いなしというほど突出しているわけではないが、昨年ワールドカップで松井裕樹とも投げ合った左投手で、最速97mphの速球や投手としての能力が高く評価されており高校生NO.1左投手とされており上位指名の可能性が高い。

2位に選ばれているロドンは一時は全体1位指名間違いなしと言われた大学生投手だが、その後不振に陥り成績を落としているためその座が揺らぎつつあるが、トップ3には入ると目されている。

また3位のコレックは高校生の右投手だが190cm後半の長身から最速102mphを投げ込む一級品の素材であり、ポテンシャルの高さではNO.1かもしれない。
もし彼が全体1位で指名されれば、高校生の右投手では史上初の全体1位ということになる。

野手では6位のジャクソンは今ドラフト最高の野手と評判が高く、ハーパーやマイヤーズがそうしたようにプロ入り後は外野手としてプレーする可能性が高い。
5位のゴードンは父と兄(ドジャースのディー・ゴードン)が両方メジャーリーガーという家系であり、抜群の身体能力が高く評価されており非常にポテンシャルが高い。





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