- Born: 9/11/1986 in Conroe, TX
- Bats/Throws: R/R
- HT: 6'6''
- WT: 220
- Debut: 5/31/2010
- College: Texas Christian
長身で球速はトップクラス。
ポテンシャルとしては一級品だが、ブレイクするまでには時間がかかった。
2008年ドラフト全体19位で指名され、メジャー昇格後のカブスではほとんどがリリーフでの登板だったが、2012年にはアンソニー・リゾーが絡むトレードでパドレスに移籍した。
投手に最も有利な本拠地を持つパドレスでは活躍できると予想されていたが、先発で投げるようにもなり今のところは期待値以上の活躍をしている。
トレード相手となったリゾーもカブスで活躍しており、本拠地の特性も活かした近年有数のwin-winトレードと言えるのではないのだろうか。
調子のいいときは1安打ピッチングもできる圧倒的投手だが、彼の最大の特徴はなんといっても長身から放たれる威力ある速球だ。
先発投手としてはトップクラスの平均球速95mph前後、最速で102mphに達するが2013年に大きく躍進した理由はツーシームを投げるようになったことだろう。
こちらも94mph前後と球速があり、変化も大きいため長打を浴びるケースが少なくなった。
また、こういうタイプの投手は三振も四球も多いというのがお決まりだったが、カブス時代はキャッシュナーもご多分に漏れずノーコン気味だった。
しかしパドレス移籍後本拠地の変化も要因だったのかストライクゾーンで勝負できるようになり制球、成績ともに安定した。
2013年中盤までは奪三振がすくなかったのだが、終盤にはいって制球を維持したまま三振も多く奪えるようになった。
もちろん好成績は本拠地の性質によるところも大きく、昨季のアウェイ防御率は4.00でしかなかった。
とは言え終盤からはホーム・アウェイ関係なく好成績を残せるようになり、今季は相変わらず差はあるもののアウェイでの成績が大きく改善されている。
大きく崩れるケースもほとんどなく、ポテンシャルの高さもあって今ではパドレスのエースと言える存在になっている。
まだまだ知名度が高いとは言いがたいが、今後間違いなく名を挙げ、いずれ大きな契約を得ることになる可能性は高い。
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