ALCS2戦目はなんとまたしてもロイヤルズが勝利。
これでロイヤルズはポストシーズンに入って5連勝ということになる。
勝利の要因となったのは好調な打撃陣と強固なリリーフ。
先発したベンチュラの調子こそ良くはなかったが、先発がダメならリリーフを早い回につぎ込みシャットアウトできるのがこのチームの強みだ。
オリオールズは最後にオデイとブリットンという2人の要の投手が耐えきれなかった。
ようやく始まったNLCSの方もアウェイのジャイアンツが勝利。
好調で、若いながらポストシーズンでの経験豊富なバンガーナーの好投にカージナルス打線は手も足も出なかった。
エース対決で踏ん張りきれなかったウェインライトがカージナルスとしては誤算だったが、今季のポストシーズンで調子がよくないウェインライトは今後大きな足かせになるかもしれない。
やや有利と思われていたオリオールズですが、まさかの本拠地連敗の大ピンチ。打つには打っているのですが、どうにもあと一本(特に長打)がでないという感じです。ロイヤルズと互角と考えられていた救援陣も不調で、特に抑えのブリットンの制球難が響いています。「はるかに優る打力でロイヤルズをふっとばす」という青写真は今のところ実現できていません。
返信削除また、先発も役割を果たしておらずそれがさらにリリーフを苦しくしています。いくら分業制が発達していても先発はやはり重要であり、オリオールズ古の大投手陣ほどでなくてももう少しがんばってほしい。第3戦の先発投手(たぶんチェン・ウェイン)のピッチングにはチームの命運がかかっています。
一方、相変わらず好調のロイヤルズ。このまま一気に頂点に駆け上がってしまいそうな感じもします。ただ、勝敗は紙一重であり、かつ、先発投手は打たれているというのが、やや心配材料でしょう。仮に初黒星を喫し、無敗で勝ち進んできだチームがストップしたときどうなるか?その時、真価が問われると思います。
一方のナ・リーグ。第1戦はバムガーナーの好投でジャイアンツ、第2戦は接戦の末、サヨナラ勝ちでカーディナルスが勝ち、1勝1敗、予想通りの鍔迫り合いで舞台はサンフランシスコに移ります。実力があり経験豊富な両チームの戦いは6、7戦までもつれそうです。
ウェインライトの調子が今一つのカーディナルスが少々分が悪そうですが、このチームは予想外の不利に直面しても容易にはこけないので、先発陣好調のジャイアンツもそう簡単には勝てないでしょう。ジャイアンツとしてはサンフランシスコで最低でも王手をかけておきたいところです。
コメントありがとうございます。
削除ロイヤルズの接戦をモノにする勢いには驚かされますが、どこかでつまづいたときにそのまま失速してしまいそうな危うさも同時に持ち合わせています。
また、打つべき選手が打ち抑えるべき選手が抑えるという完璧な試合運びで勝っているというわけではなく、ここまではほとんどがギリギリの戦いを制しています。
だからこその勢いとも言えますが、おっしゃるように1敗目を喫した時にその真価が問われますね。
ナ・リーグの方は混戦になりそうな予感がしますが、クローザーとエースがぴりっとしないカージナルスは少々危ういですね。