2014年10月8日水曜日

カージナルス、ジャイアンツがNLCSへ進出

勝敗はタイに持ち込まれることなく決まった。
絶対的エースのカーショウで勝ちにいったドジャースは、またもや7回にカーショウが崩れ逆転を許し、そのままカージナルスの強力リリーフ陣にシャットアウトされてしまった。
シーズン中はあれほど圧倒的だったカーショウだが、このシリーズでは2試合で防御率7.82と散々な内容で幕を閉じた。
敗因はカーショウに対する信頼度の高さと、早い回から任せられる絶対的リリーバーの不在だったのではないだろうか。
もう一方のカードでも経験豊富なジャイアンツが接戦を制し勝利。
ナショナルズはハーパーが好調で一時は同点に追いついたが、最終的にはリリーフが打たれ敗戦。
長打を一本も打たずにギリギリで勝ってしまうあたり、やはりジャイアンツは試合巧者である。
さて、またしてもポストシーズンでおなじみのジャイアンツとカージナルスが勝ち進んだわけだが、ここまでの流れを考えるとこの2チームの対決も白熱したものになりそうだ。
接戦続きの今季のポストシーズンだが、今後も何かドラマが待っているのだろうか。

カージナルス 3-2 ドジャース 3勝1敗でカージナルスがNLCSへ進出
ジャイアンツ 3-2 ナショナルズ 3勝1敗でジャイアンツがNLCSへ進出






2 件のコメント:

  1. スカーバラ2014年10月8日 22:29

     一言でいえば残念無念。個人的に肩入れしていたチームがどちらも負けてしまい、ナ・リーグの優勝決定シリーズは非常に新鮮味に欠ける組み合わせになってしまいました(ア・リーグとは真逆)。やはり経験豊富なこの二チームはプレーオフになるとすごい力を発揮します(ジャイアンツは隔年でやたらと強くなる)。
     ただ、シリーズ自体は非常に面白いものになりそうです。愉快な話ではないけど、「事実上のワールドシリーズである」という意見も出てくるのではないでしょうか(そうならないことを祈る)。それぐらい両チームとも充実しています。

     さて、またしてもカーディナルスに敗れてしまったドジャース。まさか絶対的エースのカーショー投手で2敗というのは全く予想できませんでした。いずれも途中までは快投していたのに7回に崩壊。厳しい結果です。カーディナルス相手の場合、グレインキー投手の方が相性が良かったのかもしれません。
     ただ、初戦はともかく、第4戦に関してはカーショーが中3日だったことも考えると、7回頭から別の投手を投入すべきだったのではないかとも思います。まあ、カーショーのあの好投ぶりやリリーフ陣の不安定さを考えると交代させにくいのも分かりますが、少し投手交代が遅れたのではないか?
     今のカーショーは何だかかつての大投手ランディ・ジョンソンと同じような感じになっています。ジョンソンもプレーオフでは不本意な結果が続いて、「球界の不思議」と言われていました。だが、ジョンソンは2001年についにポストシーズンで無敵の快投を見せました。カーショーにもその時が来ることを願います。

     もう一つのナショナルズも不本意な敗戦。こちらも打線が低調でエンゼルスと同じようになってしまいました。あと少しで勝てた第2戦を落としてしまったのが痛かったです。今年は戦力も充実し初のリーグ優勝の大チャンスだったのですが、何が足りなかったのでしょうか?ただ、当分はチーム力を維持できるので来季また昇ってきてほしいです。

     さて、今年は何たることか両リーグとも第一シードのチームがワイルドカードのチームに負けてしまいました(しかも完敗)。こうなってくるとペナントレースの意義は何なのかという思いもしてきます。今、第一シードの利点はホームフィールドアドバンテージだけで、しかも本拠地開催試合が一試合多いだけです。もう少し第一シードをワイルドカードに対して有利にできないのかと思います。思うに、第一シードに「1勝のアドバンテージ」を与えるとか、本拠地開催試合を増やすとか検討してほしいですね。前者はともかく、後者は容易に可能だと考えます(現行の2-2-1を2-1-2にするなど)。

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    1. コメントありがとうございます。
      私としても応援していた2チームの敗退は悔しいです。
      両チームとも今季は悠々とNLCSまで進むだろうと予想していましたが、やはり短期決戦では経験や采配がものを言いますね。

      このままもしロイヤルズがワールドシリーズへ駒を進めれば、カージナルスと当たった場合は最後にロイヤルズがワールドチャンピオンとなった1985年と全く同じ組み合わせ、そしてジャイアンツと当たった場合はワイルドカード同士のワールドシリーズとなります。

      おっしゃるようにワイルドカードがここまで台頭すると、地区優勝したチームに有り難みがないではないかとも思います。
      まだワイルドカードが2チームずつになって日は浅いですが、もう少し様子を見て今後の対策を講じる必要はありそうですね。
      おっしゃるような本拠地開催試合の増加というのは非常にいい案だと思うので、いずれ導入してもらいたいとも思います。

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