2014年3月26日水曜日

スプリングトレーニング好調選手 vol.2

アメリカでの開幕が近付いてきたところで引き続き好調な選手を紹介する(vol.1で紹介した選手は除く)。

☆マディソン・バンガーナー(ジャイアンツ)
4試合 3勝0敗 防御率0.00 17.0回 16奪三振 2四球 WHIP0.71

今やリーグ屈指の左腕となったバンガーナーだがここまで驚異の防御率0.00を記録している。
デビュー以来毎年安定して結果を残しているだけにさらなる進化を期待していいだろう。
打線のサポート次第ではサイ・ヤング賞の候補にも上がってくるはずだ。




☆ジャスティン・マスターソン(インディアンス)
5試合 3勝0敗 防御率0.95 19.0回 20奪三振 4四球 WHIP0.79

2010年以来隔年で活躍しているが昨季は奪三振率が大幅に上がるなどわかりやすい進化を見せた。
シンカーボーラーであり、被本塁打の少なさが特長だが、奪三振率の向上でさらに投球の質が上がったとみていいだろう。
スプリングトレーニングでの制球の良さも本物なら隙のない投手になりそうだ。





☆ブランドン・ヒックス(ジャイアンツ)
21試合 打率.421 3本塁打 11打点 出塁率.531 OPS1.373 2盗塁

全くの伏兵的存在で、彼のことを知らないMLBファンも多いのではないだろうか。
28歳と年齢的には中堅に差し掛かっているがメジャーでの出場試合数はわずか55試合で通算打率は.133にすぎない。
元々はブレーブスのマイナーでパワーと出塁力に定評のあるショートだったが、アスレチックスやメッツを経て今季はジャイアンツへと流れてきた。
この大爆発はブレイクの兆しなのか一時の狂い咲きなのか。
シーズンが始まってみればその答えが出るだろう。





☆オースティン・ジャクソン(タイガース)
15試合 打率.457 2本塁打 12打点 出塁率.490 OPS1.251 3盗塁

ミゲル・カブレラという絶対的打者がいる中で重要なのはその前を打つリードオフマン。
タイガースはスピードのある選手の不在に悩んできたがジャクソンが一皮むければその問題も解決するだろう。
わずか15試合の出場の中で足を活かして三塁打を2本も打っている。
気になる三振数も今のところ少なめで(四球も多くないのだが)、今季は3割100得点30盗塁が期待される。




☆スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
4試合 3勝0敗 防御率0.64 14.0回 10奪三振 4四球 WHIP0.86

これまでも十分な活躍をしているのだがドラフト時の評価を考えるとまだ物足りない。
今季彼が目指すのは15勝 200回 200奪三振だ。
そのために最重要なのはもちろん怪我をしないこと。
スプリングトレーニングではあまり三振を奪えていないのは気になるが、投球内容自体は洗練されている。



☆ブラッド・ミラー(マリナーズ)
17試合 打率.412 4本塁打 10打点 出塁率.474 OPS1.356 1盗塁

昨季デビューしたミラーは現在絶賛ブレイク中でライバルであるニック・フランクリンに一歩リードしている。
特に長打力に関しては期待してもいいのではないだろうか。
フルシーズンプレーすればマリナーズとは言え20本塁打前後は打ってもおかしくない。
マリナーズはカノー、アックリー、モリソンといった他の左打者も好調で、セーフコ・フィールドの特性を考えれば昨季以上の打力は期待できそうだ。




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