2011年12月8日木曜日

ストーブリーグ

また注目選手の移籍先が決まりました。
マーック・バーリーがMIAと4年5800万ドルの契約を結びました。
彼は現在32歳ですが11年連続200イニングという驚異の耐久力を誇る現役屈指の左腕です。
三振の少なさやモンスターイヤーがないことで地味に受け取られがちですが、打者有利のUSセルラーフィールドで12年間投げてきてこの成績ですから本当にすごい投手です。
打たせてとるタイプなので毎年被安打は多く、三振も少ないですがコントロールが安定していて50個前後しか四球を出しません。
本拠地の特性の割には被本塁打も多くはなく、MIAの新球場がある程度打者有利でも問題ないでしょう。
今オフ最も注目されている投手はCJ・ウィルソンですが、その実績と安定感を考えるとバーリーを上に評価する識者もいるくらいです。
これでMIAはベル、レイエス、バーリーと三人の大物取りに成功しました。
流石にプホルス争奪戦からは撤退するようですが、来季のMIAは最も楽しみなチームになりそうです。

ダルビッシュ有がポスティングによるMLB移籍を表明しました。
先日はこれでヤンキースが中島との交渉権を獲得し話題になっていますが、ダルビッシュの動向はMLB側からも非常に注目されています。
今オフは有力な先発投手が少ないのでダルビッシュの獲得には松坂を越えるくらいの資金が必要になりますが、若さ・実力ともにMLBのチームとしては放っておけない存在でしょう。
私も彼はうまく適応できれば毎年サイ・ヤング賞候補に顔を出してもおかしくないくらいの投手だと思っています。
彼の獲得には過去の失敗に懲りずNYY、BOSはもちろんTEXも参戦するでしょう。
いずれにしても彼の移籍先はウィルソンの動向に左右されそうです。

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