2011年12月13日火曜日

トロント・ブルージェイズ

TORの注目選手を紹介します。

”ブレット・ロウリー”
来季非常に楽しみな選手です。
今季は3Aでかなり打っており5月下旬のメジャー昇格も検討されていましたが、死球による骨折でデビューは8月5日まで遅れました。
結局メジャーでは43試合に出場し打率.293、本塁打9、OPS.953、盗塁7とハイレベルな数字を残しました。
地元カナダ出身の選手でこれからのTORを担う存在になることを期待されています。
『FANGRAPHS』のビル・ジェームズの予想では来季の成績は
153試合 打率.284 22本塁打 75打点 出塁率.337 OPS.832 30盗塁
となっていますが、個人的には本塁打はもう少し打つんじゃないかと思っています。

”リッキー・ロメロ”
今季はついにエース級の成績を残した投手です。
15勝11敗、防御率2.92、225回は十分エースといってもいい成績です。
しかし問題は内容にあります。
2010年の3.73から防御率はかなり向上したように思えますが、奪三振率やxFIPは大して変わっておらず、被本塁打はかなり増えてしまいました。
四球率は向上しましたが、これでは成長したとは言えないでしょう。
ここでワンランク上の投手に成長するかどうかは来季にかかっています。
『FANGRAPHS』のビル・ジェームズの予想では来季の成績は
12勝13敗 防御率3.91 221.0回 175三振 83四球 WHIP1.34
とかなり厳しめのものが出ています。
ビル・ジェームズは来季もほとんど成長しないだろうと判断したようですね。

”ブランドン・モロー”
まだまだ荒削りながら非常に魅力的な右腕。
今季はリーグ7位の203三振を奪い、奪三振率は1位と相変わらずの奪三振っぷりを見せました。
防御率4.72は一見ひどく見えても、xFIPは3.53と好成績を出しています。
問題は四球率で、これが改善されなければ投球回数は増えませんし、安定感も出てきません。
制球さえ改善されればリーグ屈指の投手になってもおかしくない器なんですが・・・
『FANGRAPHS』のビル・ジェームズの予想では来季の成績は
11勝10敗 防御率3.68 191.0回 209三振 79四球 WHIP1.30
となっていますが、来季は大きな躍進を見せてくれるのではないかと密かに期待しています。

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