2011年12月1日木曜日

ニューヨーク・ヤンキース

今回はNYYの注目選手を紹介します。

”カーティス・グランダーソン”
今季素晴らしい活躍を見せた選手の一人です。
打率は高くありませんでしたが、高出塁率やリーグ2位の41本塁打を打ち、主に2番に座りながらリーグ1位の119打点を記録しました。
元々パワーのある選手だったのでそれほど意外でもありませんでしたが、それでもエルズベリーとともに今季のサプライズプレイヤーとなりました。
昨季から取り組んでいた打撃フォームの修正が功を奏して苦手だった左投手を打てるようになったことが大きな要因のようです。
今季のNYYで最も打撃の貢献の高かった選手と言えますが、DRS-15と守備でかなり精彩を欠きました。
来季は今季並みの打撃スタッツとともに守備の向上も期待されます。
『FANGRAPHS』のビル・ジェームズの予想では来季の成績は
155試合 打率.260 31本塁打 打点84 出塁率.348 OPS.842 19盗塁
と例年並みの成績になっています。

”ヘスス・モンテロ”
ついにメジャーデビューを果たした球団期待の捕手。
今季は終盤に昇格して18試合の出場ながら、打率.328、4本塁打、OPS.996の活躍を見せました。
昇格時はもう少し苦労するかと思ったんですが、適応力の高さに驚かされました。
しかしサンプルが少なすぎて来季どうなるかはわかりません。
前評判通りの能力の高さは見せつけましたから、後はフルシーズン調子を維持できるかどうかです。
守備力の高いマーティンが正捕手を務め、ポサダが抜けて空いたDHにはA-ロッドとジーターが休養で入るでしょうから来季もそれほど多くの出番は得られないかもしれませんが、NYYの未来を背負う存在であるだけに頑張ってもらいところです。
『FANGRAPHS』のビル・ジェームズの予想では来季の成績は
144試合 打率.289 26本塁打 83打点 出塁率.351 OPS.856
とかなりの好成績が出ています。

”イバン・ノバ”
今季新人王候補にもなり、駒不足の先発投手の中でルーキーながら奮闘してチームの地区優勝に貢献した彼ですが、内容はそれほどよくありません。
K/9はわずか5.33、BB/9も3.10、xFIPは4.16でした。
やはりエース級の投手にはなれなさそうですが、それでも先発ローテーションの投手としては合格点です。
先発投手の駒不足に喘いでいる今のNYYにとっては来季も活躍してもらわなくてはならない投手で、今季程度の成績を残すことが期待されます。
『FANGRAPHS』のビル・ジェームズの予想では来季の成績は
10勝10敗 防御率4.28 183.0イニング 124奪三振 67四球
となっています。

2 件のコメント:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    知恵袋からきました。
    いつもalex_rodさんの回答で勉強させていただいています。
    ビル・ジェームズのモンテロの予測値が高くてびびりました。
    そんなに評価されているとは!
    このような感じで各球団の注目選手の紹介などをしていくのでしょうか? だとしたら個人的にすごく嬉しいのですが(笑)
    ストーブリーグ情報など、ニュースにも通じていて、重宝してます。
    更新楽しみにしております。

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  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コメントありがとうございます。
    個人的な注目選手を各球団ごとに2~3人ずつ紹介していきたいと思います。
    ストーブリーグの情報なども逐一更新していきます。
    できるだけ毎日更新していくのでこれからもよろしくお願いします。

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