2011年12月2日金曜日

タンパベイ・レイズ

今回はTBの注目選手を紹介します。

”エヴァン・ロンゴリア”
今季は開幕2戦目に脇腹を痛めDL入りした上に打率.244と低い数字に終わりました。
しかし打率の不調は.239という低いBABIPの影響で、打率以外では自身2度目の30本塁打越えを果たすなど質の高い打撃を見せていました。
守備でも相変わらずの好守でチームを牽引しました。
今季のハイライトはなんといってもシーズン最終戦。
��回に1点差に迫る30号3ラン本塁打を放ち、延長12回にはサヨナラの31号を放ち奇跡のプレーオフ進出の立役者となりました。
この試合はワールドシリーズ第6戦に次ぐ今季の名試合でした。
『FANGRAPHS』のビル・ジェームズの予想では来季の成績は
151試合 打率.275 35本塁打 116打点 出塁率.370 OPS.905 6盗塁
と納得の好成績が出ています。

”デビッド・プライス”
今季は昨季ほどインパクトのある成績ではありませんでしたが、内容は昨季よりいいものでした。
224.1回の投球イニング、奪三振率8.75、四球率2.53はキャリアハイで、確かな成長が見受けられました。
順調に成長しているので来季はサイ・ヤング賞の有力候補になるのではと思っています。
『FANGRAPHS』のビル・ジェームズの予想では来季の成績は
15勝10敗 防御率3.31 226.0回 207三振 73四球 WHIP1.18
となっていますが、個人的にはもう少し頑張って欲しいです。

”マット・ムーア”
来季MLB全体で最も注目している投手の一人です。
今季はレギュラーシーズンとプレーオフで先発登板が一度づつでしたが、その素晴らしいポテンシャルを見せつけました。
数年後は今のカーショウのような存在になっていることでしょう。
特筆すべきはその奪三振力で、近年は制球も悪くありません。
来季の新人王最有力候補ですが、残念ながらビル・ジェームズの予想はまだ出ていません。

”デズモンド・ジェニングス”
今季は予想よりも昇格が遅れたものの、昇格後は打ちまくりチームの快進撃の原動力となりました。
長打力に関してはそれほど評価が高くありませんでしたが、今季はマイナーとメジャー合わせて22本塁打を放つなど意外なパワーを見せつけました。
四球を選べてスピードがあり、パワーもあるという理想の一番打者になりそうです。
この調子で成長を続ければクロフォードを越える選手になるかもしれませんね。
『FANGRAPHS』のビル・ジェームズの予想では来季の成績は
157試合 打率.267 17本塁打 65打点 出塁率.347 OPS.771 47盗塁
とフルシーズン1年目としてはまずまずの好成績が出ています。

”アンドリュー・フリードマン”
彼はGMですが、今のMLBで彼に注目しないわけにはいけません。
現在最高のGMと言ってもいい人物で、彼がいる限りTBは安泰でしょう。
今オフも来季中もその動きには要注目です。

TBは紹介したい選手が多すぎてつい人数が多くなってしまいました。
来季もフリードマンがどんなサプライズを演出してくれるのか楽しみです。

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