2014年1月16日木曜日

クレイトン・カーショウがドジャースと7年2億1500万ドルで合意

現役最高の投手クレイトン・カーショウがドジャースと7年2億1500万ドルという超大型契約で合意した。
1年あたり平均3000万ドルを越えるこの契約内容はもちろんMLB史上最高のもので、2億1500万ドルという総額も投手としては最高額だ。
上がり続ける選手の年俸がこれでついに平均3000万ドルの大台を突破したことになるが、これは予想されていた通りの事態でもある。
カーショウはこの3年間で2度のサイ・ヤング賞を獲得しており、惜しくも逃した2012年もサイ・ヤング賞でも全くおかしく内容だった。
昨季はついに防御率1点台も達成し、現役最高の投手の名を欲しいままにしている。
またこれでまだ25歳(今季は26歳のシーズンとなる)なのだからその価値が高騰するのも当然の話だ。
昨季の成績を受けてカーショウは初の3億ドルプレイヤーになるのではないかと噂されていた。
つまり10年3億ドルという巨額契約である。
しかし今回合意した契約7年2億1500万ドル。
単年あたりでは3000万ドルを超えるが年数を抑えられたことで結局総額3億ドルには達しなかった。
しかしそれによって不良債権化するリスクを抑えることに成功し、ドジャースは26~32歳と最高の脂の乗った時期を確保することができる。
これだけの実力の投手との契約延長としては額こそ大きいものの非常に理想的な契約だと言えそうだ。
私としては大きな怪我さえなければこの契約は成功に終わる可能性が高いと思う。

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