2014年1月18日土曜日

プライスとシャーザー、二人のサイ・ヤング賞投手がそれぞれ一年契約に合意

トレードの噂が常につきまとっていた2012年のア・リーグサイ・ヤング賞投手デビッド・プライスがレイズと1年1400万ドルで合意し、2013年のア・リーグサイ・ヤング賞投手マックス・シャーザーは1年約1550万ドルでタイガースと契約合意した。

プライスはサイ・ヤング賞に輝いた2012年から怪我もあってスタイルチェンジした昨季怪我から復帰した7月以降は抜群の投球を見せた。
やはりリーグ有数の左腕であることには間違いなく、エース級の活躍が期待できるだけあって欲しがるチームは多数あった。
所属しているのが貧乏球団レイズであるため、トレードの噂も絶えず今オフにトレードされる可能性が高いとも言われてきた。
しかしプライスに見合うトレード要員を用意できるチームがいなかったのか、今オフのトレードは白紙になった可能性が高い。
ただトレード自体の可能性は今後大いにある。
例えばレイズが今季中盤まで下位に沈んでいた時、あるいは今季相変わらずの好成績を残してシーズン終了した際にはトレード話が再燃するだろう。





シャーザーの方は1年契約になったのは少しばかり意外だ。
昨季サイ・ヤング賞でフィルダー放出で空いた分をシャーザーとの大型契約に使うものと思われていたからだ。
しかし実際のところ彼がサイ・ヤング級の成績を残したのは昨季が初めてで、それまでは3番手級のパフォーマンスで推移していた。
やはり1年だけの大ブレイクでは長期大型契約を結ぶわけにはいかないということか。
今季終了後FA権を取得するため、再びエース級の活躍をした場合は5年1億ドル程度の大型契約、2012年までの水準ならばグレードダウンした契約かFAになる可能性も低くはないだろう。
タイガースは2015年オフにFAになるミゲル・カブレラとも契約延長しなくてはならないため、そう簡単にギャンブル的大型契約を乱発するわけにはいかない。



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