2013年12月15日日曜日

新たなスターに?来季ブレイク候補生 〈第一弾〉

今回は知名度はそれほど高くないものの来季ブレイクしそうな20代の選手をピックアップしていく。
もしかすると来季いきなりタイトル争いに絡んだりする選手がこの中から出るかもしれないの要注目だ!

☆アンドリュー・キャッシュナー(27)
2011年までカブスでプレーし、トレードで翌年からパドレスでプレーしている剛球投手。
とにかくその魅力は速球で、こういう投手にありがちな制球難も持ち合わせていたのだが今季は主に先発としてプレーしたことで制球が安定。
反面奪三振力は落ちてしまったが先発投手としての安定感はかなり向上した。
今季最後の7登板で7連続QS&7イニングと抜群のパフォーマンスで1安打完封勝利した試合もあった。
ペトコパークに助けられている側面もあるが、来季は200イニング&二桁勝利&防御率3点台とエース級の投球が期待できる。





☆タイソン・ロス(26)
こちらも同じくトレードされパドレスでプレーしている投手。
アスレチックスでは期待されながらもそれに見合う成績を残すことはできなかったが、投手有利のペトコパークへ来たことでパフォーマンスは一気に向上。
独特のフォームから投じられる94mph前後の速球とウィニングショットになったスライダーで三振をとりまくる。
来季は開幕からローテーションに定着し、キャッシュナー同様200イニング&防御率3点台を期待していいだろう。





☆エリック・ホズマー(24)
2011年にメジャーデビューして好成績を残し、大いに期待されながらも2012年は酷い成績に終わった。
それでもやはりポテンシャルは流石のもので、2013年も序盤不調ながら6月に入ってから徐々に盛り返し終わってみれば初の打率3割とOPS.800越えを記録。
守備も向上しロイヤルズ躍進の立役者にもなった。
6月以降はほとんど好不調がなく、これはついに本物になったと考えていいのではないだろうか。
3割20本100打点はもちろんのこと、いきなり首位打者争いをするようになったとしても不思議ではない。





☆ダニー・ファークァー(26)
イチローとのトレードでマリナーズへやってきた当時はそれほど期待されておらず、2012年もメジャーでプレーすることはなかった。
その期待度が低いまま2013年を迎え、5月に昇格したもののそれなりに打たれていた。
しかし8月に入りウィルヘルムセンの代わりにクローザーになるとパフォーマンスは一変し、防御率2点台に失敗は2度だけという好投を見せた。
奪三振力と被本塁打の少なさは特筆もので、それがFIPなどにもあらわれている。
来季勝負をかけるマリナーズのクローザー候補の一人であり、今後大化けする可能性もある。





☆ネイサン・イオバルディ(23)
ドジャース時代から将来のエース候補と見込まれていた剛速球投手。
マーリンズへ移籍してからは先発ローテーションの一角としてプレーしているが、特筆すべきはやはり平均96mphにも達する剛速球。
スピードの割に奪三振力に乏しいのが玉に瑕だが、被本塁打が少なくもう少し制球が安定してくれば一気に化ける可能性がある。
怪我にさえ気をつければ数年後はフェルナンデスとともにマーリンズのダブルエースとして君臨していてもおかしくないだろう。





☆ブランドン・ベルト(25)
マイナーでの驚異的な活躍から満を持してデビューしたものの伸び悩んでいる印象があったが、今季は150試合に出場し39二塁打、17本塁打を放つなどブレイクの兆しを見せている。
AT&Tパークは左打者に本塁打が出づらいという性質上本塁打がある程度少なくなるのは仕方なく、その証拠に今季はホームで6本塁打に対してアウェイでは倍近い11本塁打を放っている。
マイナー時代から選球眼がいいためこのまま成長して40二塁打、20本塁打を打つ中距離打者になれれば最終的にOPS.900も超えてくるようになるはずだ。
理想系はジョーイ・ボットーのような打者か。
この2年間常に成長し続けているため、来季が非常に楽しみでもある。





☆イバン・ノバ(26)
サバシアは不調、黒田も高齢と軸になる投手のパフォーマンスが落ちてきている中、ヤンキースの次代のエースとして名乗りを上げたのがノバだ。
元々あまり評価が高くなく、2011年には16勝したがその実力には懐疑的な意見も多く翌年案の定防御率5点台と不調に陥った。
今季もスタートダッシュには失敗したものの、中盤あたりからパフォーマンスが安定し始めオールスター以降に関してはエース級の活躍を見せていた。
今までとは違う点は奪三振が多く四球や被本塁打は少ないという好投手の条件が揃ったことだ。
2度の完封を記録するなどはまった時の投球は侮れず、来季のヤンキースの投手の中で最も期待できる。




0 件のコメント:

コメントを投稿