2014年2月20日木曜日

ホーマー・ベイリーが6年1億500万ドルで延長契約に合意

年俸調停権を得て、長期契約を望んでいた好投手ホーマー・ベイリーがレッズと6年1億500万ドルの長期大型契約を結んだ。
27歳のベイリーは過去2年連続で200回&防御率3点台&二ケタ勝利&ノーヒットノーランを達成している。
2013年は速球の平均球速が94mph(約152km)と速球派で、フォーシーム、ツーシームを軸にスライダー、カーブ、チェンジアップを交えて投げる。
しかしこれだけの球威がありながら制球力も兼ね備えており、四球率は3年連続で2.25前後と非常に安定している。
2013年は奪三振率と被本塁打率が向上したことで投球の質も上がり、投球内容はかなり優秀なものだった。
打者に有利なレッズの本拠地においては彼のような投手は理想的だと言えるだろう。
今回の契約は総額1億ドル超えとかなり高額な部類だが、2013年の成績を毎年6年間残せるのならばお買い得になる。
しかしマーケットの決して大きくないレッズだけに、エースのマット・レイトスやクローザーのアロルディス・チャプマンなどの今後の契約に影響を与えかねない。
レッズはベイリーだけでなくボットー、フィリップス、ブルースらとも長期契約を結んでいる。
今後もそういった人材を多数出てくることが予想され、多くの選手が長期契約を求めるとチームのやりくりは苦しくなってくるかもしれない。


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