2014年2月21日金曜日

メジャー経験のあるNPB新外国人選手まとめ vol.2

☆クリス・ナーブソン(32)→ヤクルト
2013年 2試合 0勝0敗 防御率0.00 2.0回 0奪三振 1四球 WHIP1.00
通算 97試合 26勝18敗 防御率4.65 396.2回 326奪三振 150四球 WHIP1.37

2年連続で160回以上投げたこともある技巧派左腕。
身長190cmある左腕というのは日本では珍しいため、それが功を奏するのか全く役に立たないのか注目。
投球スタイルは日本の基準で考えても軟投派で、平均球速は87mph(約140km)前後と速球の威力はない。
しかしツーシームやカッターといったムービングファストボールを駆使し、遅いカーブやチェンジアップで緩急をつけることを得意とする。
日本のボールをどれだけコントロールできるか、長身をどれほど活かせるかがカギになってくるだろう。




☆コディ・ランサム(38)→西武
2013年 62試合 打率.189 9本塁打 20打点 出塁率.286 OPS.707 0盗塁
通算 383試合 打率.213 30本塁打 105打点 出塁率.303 OPS.703 6盗塁

常に脇役としてプレーしてきたベテラン内野手。
注目すべきはこれだけ打率が低いにも関わらずOPSは.700を維持している点。
AAAでは過去に5度20本塁打以上を放っており、潜在的なパワーはある。
コンタクト力が伴っていないが、日本で20本塁打以上打つ可能性はもちろんあり、内野守備も平均的なレベルには守れるはず。
しかし年齢を考えれば過度な期待は禁物。




☆ルイス・クルーズ(30)→ロッテ
2013年 61試合 打率.145 1本塁打 11打点 出塁率.190 OPS.369 1盗塁
通算 195試合 打率.234 7本塁打 57打点 出塁率.272 OPS.589 4盗塁

日本にやってくる選手としては珍しい守備型内野手。
打撃は昨季の不振こそ運に恵まれなさすぎと言えるが、パワーはなく早打ちタイプであまり期待はできない。
彼に期待すべきは守備で、ショート、セカンド、サード全てを平均以上のクオリティで守りきることができる。
最初は人工芝に苦しむかもしれないが慣れてくるまで辛抱すればハイレベルな守備をみせてれるはずだ。




☆グレッグ・レイノルズ(28)→西武
2013年 6試合 1勝3敗 防御率5.52 29.1回 13奪三振 6四球 WHIP1.50
通算 33試合 6勝11敗 防御率7.01 123.1回 53奪三振 26四球 WHIP1.65

右腕で平均89mph(約143km)前後と決して速球は速くないのだが、彼について特筆すべきはなんといっても制球の良さ。
球威はないがフォーシーム、ツーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップをストライクゾーンに集めることで打たせて取る。
身長は2メートルとかなりの長身なので、マウンドとボールに適応できるかどうかはかなり重要になってくるだろう。






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