2013年10月25日金曜日

2013年ワールドシリーズ Game2

STL 000 100 300 4
BOS 000 002 000 2
勝利投手:ワカ
敗戦投手:ラッキー

序盤は引き締まった展開で、好調の先発投手の投げ合いが続いた。
4回には好投するワカにカージナルス打線が待望の先制点をプレゼントするも、6回にそれまで制球が乱れながらも得点を許さなかったワカからレッドソックス主砲オルティズが2試合連続となる本塁打で逆転。
これで勝利の方程式で上原までつなぐことができるかと思いきや、次の回に左のリリーフエースであるブレスロウの送球エラーが絡み逆転を許してしまう。
レッドソックスは諦めず田澤、ワークマン、上原と勝利の方程式をつぎ込み再度逆転を狙おうとするがカージナルスの超有望株のマルチネス、好調の豪腕ロゼンタールの前になすすべなし。
試合全体として得点機会が少なかったものの、初戦同様に守備の乱れが試合結果を左右する展開となってしまった。
カージナルスもレッドソックスもレギュラーシーズンではエラーが少なかったのだが流石の試合巧者たちもこの雰囲気の前では平常通りとはいかないということだろうか。
やはりこのワールドシリーズは勝ち越したら絶対的守護神までどうつなぐかというのが両チームともに鍵を握りそうだ。

第三戦の先発投手はレッドソックスがシーズン途中に加入したサイ・ヤング右腕ジェイク・ピーヴィ、カージナルスがシーズン終盤ブレイクしたジョー・ケリーだ。
ピーヴィはALCSで3回7失点の大炎上をしてしまい、あまり好調とは言えない。
対するケリーもシーズン終盤の活躍は素晴らしかったもののNLCSでは2試合に登板し防御率4.91とあまりうまくいっていない。
ただ次はセントルイスへと舞台を移しての戦いとなるため、カージナルスとしてはホームで優勝を決めるにはここで勝つしかない。

2 件のコメント:

  1. ワカはプーホルスの補償指名の選手らしいですね。時代を感じます。
    しかしオルティーズはすごいですね。

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    1. コメントありがとうございます。
      ワカは2012年ドラフトで全体19位での指名でドラフト当時からその完成度の高さゆえに早期昇格が期待されていましたが、まさにその通りになって今のところ期待以上の活躍ですね。
      198cmと長身であることも含めてウェインライトと似た存在感があるような気がします。
      カージナルスがプホルスの補償指名で得たもう一人の指名選手スティーブン・ピスコッティは不安視されていた長打力もついてきていて割と順調に成長してきており、近い将来の昇格も見えてきました。
      そう考えるとカージナルスのプホルス放出は大成功になりそうですね。

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