2013年10月30日水曜日

2013年ワールドシリーズ Game5

BOS 100 000 200 3
STL 000 100 000 1
勝利投手:レスター
敗戦投手:ウェインライト

2度目のエース対決はまたしてもレスターに軍配が上がった。
初戦同様にレッドソックスが早い回で先制すると、レスターもそれに応え好投を続けた。
4回にはホリデイに一発を浴びたが効率的なピッチングで7.2回をその1失点に抑えた。
一方のウェインライトも10三振を奪うなど調子が悪いわけではなかったのだが、好調オルティズと伏兵ロスの前に沈んでしまった。
そして終盤で僅差なら当然上原の出番だ。
8回途中から登場すると完璧なピッチングでカージナルス打線は手も足も出なかった。
ポストシーズンで回またぎをしながらも抑える姿はリベラをも彷彿とさせる。
これで3勝2敗と王手をかけてレッドソックスはボストンへ戻ることになる。
もしこのままレッドソックス優勝でシリーズが終われば2試合に先発し2勝0敗 防御率0.59と圧倒したレスターか、絶好調で打率.733を記録しているオルティズのどちらかがMVPに選ばれることになるだろう。
上原も素晴らしい活躍をしているが流石にこの2選手の活躍ぶりには敵わない。

さて再びボストンが舞台となる第六戦はNLCSから好調のルーキー、ワカと第四戦ではリリーフもしたラッキーが先発することになる。
第二戦ではワカに軍配が上がったわけだが、果たしてレッドソックスはこのまま勝負を決めることができるだろうか。

2 件のコメント:

  1.  レッドソックスが3勝2敗と王手をかけて勝負の舞台は再びボストンへ戻ることになりました。このままレッドソックスが第6戦で優勝を決めるのか、カーディナルスが踏ん張って第7戦に勝負を持ち込むのか、興味深いところです。
     1980年以降のワールドシリーズでは地元で王手をかけられたチームが敵地での6、7戦を連取して逆転優勝した例はありません。それどころか第6戦に勝って最終戦に持ち込んだチームすら1997年のインディアンスしかありません(第7戦はマーリンズに惜敗)。過去のデータ上はレッドソックスに分があるようです。しかし、カーディナルスといえば2年前のワールドシリーズで見せたような驚異的粘り強さがあります(2011年のワールドシリーズでレンジャースを応援していた私にとっては悪夢そのものだった)。レッドソックスにとっては一気にかたをつけたいところでしょう。

     先発はレッドソックスが予定通りラッキー、カーディナルスはワカ。カーディナルスの方は他の選択肢はないでしょうが、レッドソックスの方はラッキーを第7戦に温存するかとも思っていました。まあ、変な小細工をしてもしかたないので、堂々と行くのは良いことだと思います。

     仮にレッドソックスが優勝すると、MVPについては私もレスターとオルティーズのどっちかだと思いますが、両方という可能性も低くないと思います。複数MVPは過去にもありましたし(1981年、2001年)、無理に片方に決めなくてもよいのではないでしょうか。

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    1. やはりレッドソックスが優勝しましたね。
      それもホームでのものですからファンにとっては格別でしょう。
      MVPはオルティズになりましたが、個人的にはエース対決を2度とも制したレスターにもあげてほしかったところです。
      初戦、第5戦と最も重要な試合でチームに勝ちを与えたわけですから。

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