2013年6月7日金曜日

2013年MLBドラフト

今年もMLBドラフトが始まった。
日本と同じくMLBにおいてもドラフトというのは非常に重要なイベントだ。
日本のくじ引きのようなエンターテインメント性はないかもしれないが、ドラフト上位選手の活躍ぶりを見ればその重要性は言わずと知れる。
さらにトレードが盛んなMLBではドラフトした有望株が交換要員になることも多いため、上位チームも下位チームもあらゆる面でドラフトについて考えなくてはいけない。
MLBのドラフトと言えば完全ウェーバー制が採用されているが、今年は二年連続でアストロズが全体1位指名権を獲得することになった。
昨年獲得したのはプエルトリコの大型遊撃手カルロス・コレアで、彼は今季マイナーでそれなりの活躍を見せている。
高卒入団だったため彼が台頭するようになるのは数年後になるだろう。
そのアストロズが今季の全体1位に選んだのはマーク・アペルだ。
彼は昨年も全体1位指名候補だったがボラス物件ということとアストロズが全体1位指名しなかったことが響いて結局指名したのは全体8位のパイレーツだった。
結果的に契約面で折り合いがつかずアペルは1巡目では唯一の契約破談選手となった。
6フィート4インチの195ポンドと痩身のアペルは90マイル中盤の速球の評価が非常に高く、アストロズは念願のエース候補を手に入れることになるだろう。
もちろんアストロズがアペルの要求通りの契約を用意することができればの話だが。

以下は今ドラフトの1巡目リストだ。

1.マーク・アペル(21) 右投手 アストロズ
2.クリス・ブライアント(21) 三塁手 カブス
3.ジョナサン・グレイ(21) 右投手 ロッキーズ
4.コール・スチュワート(18) 右投手 ツインズ
5.クリント・フレイジャー(18) 外野手 インディアンス
6.コリン・モーラン(20) 三塁手 マーリンズ
7.トレイ・ボール(18) 左投手 レッドソックス
8.ハンター・ドージアー(21) 遊撃手  ロイヤルズ
9.オースティン・メドウズ(18) 外野手 パイレーツ
10.フィリップ・ビックフォード(17) 右投手 ブルージェイズ
11.ドミニク・スミス(17) 一塁手 メッツ
12.DJ・ピーターソン(21) 三塁手 マリナーズ
13.ハンター・レンフロー(21) 外野手 パドレス
14.リース・マグワイア(18) 捕手 パイレーツ
15.ブレイデン・シップリー(21) 右投手 ダイヤモンドバックス
16.JP・クロフォード(18) 遊撃手 フィリーズ
17.ティム・アンダーソン(20) 遊撃手 ホワイトソックス
18.クリス・アンダーソン(20) 右投手 ドジャース
19.マルコ・ゴンザレス(21) 左投手 カージナルス
20.ジョナサン・クロフォード(21) 右投手 タイガース
21.ニック・シウフォ(18) 捕手 レイズ
22.ハンター・ハーベイ(18) 右投手 オリオールズ
23.アレックス・ゴンザレス(21) 右投手 レンジャーズ
24.ビリー・マッキニー(18) 外野手 アストロズ
25.クリスチャン・アローヨ(18) 遊撃手 ジャイアンツ
26.エリック・ヘギエロ(21) 三塁手 ヤンキース
27.フィリップ・アービン(20) 外野手 レッズ
28.ロブ・カミンスキー(18) 左投手 カージナルス
29.ライン・スタネック(21) 右投手 レイズ
30.トラビス・デメリット(18) 遊撃手 レンジャーズ
31.ジェイソン・ハース(21) 右投手 ブレーブス
32.アーロン・ジャッジ(21) 外野手 ヤンキース
33.イアン・クラーキン(18) 左投手 ヤンキース

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