2013年6月14日金曜日

マイナーで活躍する将来のスーパースターたち

メジャーでの活躍度を予見する際にマイナーでの活躍度というものは非常に重要になってくる。
マイナーで打てなかった選手がメジャーで打てるようになるというのは稀で、昇格には優秀な成績が必要だ。
マイナーではどれだけ打ってもメジャーでは打てない二軍の帝王のような選手もいるが、基本的にマイナーで好成績を残せるならメジャーでの可能性も広がる。
今回はプロスペクトであり、なおかつ結果も残している未来の大砲候補を紹介しよう。

ミゲル・サノー(20) ミネソタ・ツインズ
A 56試合 打率.330 16本塁打 48打点 出塁率.424 OPS1.079
ツインズの将来を担うと予想されているのがMLBのプロスペクトランキングでも上位に名を連ねるサノーだ。
底知れぬパワーを秘めており三振は多いが選球眼も悪くない。
強肩だが三塁守備の評価は低く、今後の課題となっている。
来季あたりにはメジャー昇格し、数年後には本塁打王争いに顔を出す可能性も高い選手だ。

ジョージ・スプリンガー (23) ヒューストン・アストロズ
AA 62試合 打率.302 18本塁打 50打点 出塁率.405 OPS1.017 
今MLB最弱のチームと言えばほとんどのファンがアストロズの名を挙げるだろう。
アストロズはウェーバーを利用してドラフトで上位選手を獲得しているが、2011年ドラフトで1巡目(全体11位)で活躍したのがスプリンガーだ。
パワーとスピードを兼ね備えた5ツールプレイヤーというのが将来像だったが、その両面において開化しつつある。
三振が多いのはきになるが今季中にAAAまで昇格し、来季にはメジャー昇格も果たせるだろう。

ウィル・マイヤーズ(22) タンパベイ・レイズ
AAA 60試合 打率.283 13本塁打 54打点 出塁率.358 OPS.872
オフにシールズを交換要員としてトレードされ、今季のア・リーグ新人王候補とも言われているマイヤーズは序盤はあまり本塁打が出ていなかったがようやくギアがかかってきたようだ。
昨季はマイナーで37本塁打も記録し、団子状態のア・リーグ東地区でレイズが抜け出すための救世主になれるのか注目だ。

ハビアー・バイエズ(20) シカゴ・カブス
A 59試合 打率.285 13本塁打 44打点 出塁率.340 OPS.897
2011年ドラフトで全体9位指名を受けた逸材で、打撃面、特にパワーの潜在能力を高く評価されている。
昇格には時間がかかるが、彼は低迷するカブスを救う英雄になれるだろうか。

マイク・ズニーノ(22) シアトル・マリナーズ
AAA 47試合 打率.238 11本塁打 43打点 出塁率.303 OPS.806
2012年ドラフト全体3位指名を受けたズニーノは、昨季プロデビューすると早々にそのポテンシャルの高さを見せつけた。
パワーの評価が高くマリナーズ待望の大砲になれるか、というところで6月12日にメジャーデビューを果たした。
なかなか捕手を固定できないマリナーズにおいて不動の正捕手になれるか注目である。
うまくいけばチームリーダーとしての素養もあいまってチームをいい方向へ導けるかもしれない。 
 

 

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