2013年7月29日月曜日

ナ・リーグで驚異の新人対決!

ア・リーグでは松井の引退式やジーターの復帰第一号などがあったが、その裏でナ・リーグのマーリンズ対パイレーツの試合では驚異の新人対決が行われていた。
躍進中のパイレーツと弱小マーリンズという一見魅力的ではなさそうなカードなのだが、先発した投手はゲリット・コールとホゼ・フェルナンデスの二人。
両投手とも今季デビューしている大型新人であり、コールは2011年全体1位、フェルナンデスは2011年全体14位指名の同期でもある。
この二人にはさらにパワーピッチャーであり、今季センセーショナルな活躍をしているという共通点もある。

この試合に注目していたファンもこの両投手の投げ合いに期待していたはずだ。
そして実際に両チームが打撃はそれほど良くないことも手伝って試合展開は期待通りのもになった。
フェルナンデスは2回に先制点を許したものの、その後はほぼ完璧な内容で奪三振ショーを見せつけ、コールも好調スタントンに勝ち越し本塁打を許したもののQSで収めた。

フェルナンデス 8回 5安打 2失点 0四球 13奪三振
コール 7回 4安打 3失点 2四球 8奪三振

偶然にも両者ともにこの試合でキャリアハイの奪三振を記録したことになり、スタントンの活躍もあってこの試合はMLBの将来を予見させた。
数年後この2投手が大エースとして君臨している可能性は高く、そんなスーパースターの歴史を一から見られるのは幸せなことなのかもしれない。

ホゼ・フェルナンデス(20)
7勝5敗 防御率2.71 119.2回 124奪三振 42四球 WHIP1.04

ゲリット・コール(22)
5勝4敗 防御率3.56 55.2回 37奪三振 12四球 WHIP1.13


0 件のコメント:

コメントを投稿