2014年4月22日火曜日

メジャーの◯◯自慢を探せ! 〈制球編〉

今回は制球編。
制球にはコントロールとコマンドの2種類の能力が存在する。
コントロールはストライクゾーンに投げる能力、コマンドは狙ったスポットに投げる能力だ。
今季のパフォーマンスを見ると田中も加えたいところなのだが今回は1年位上のキャリアがある投手のみを対象とした。


☆クリフ・リー(フィリーズ)
現在のMLBで制球と言えばリーの右に出るものはいないと言ってもいいくらい、彼は抜群の制球力を持っている。
ただ四球を出さないというだけでなく、きわどいコースに狙って投げ込めるためボールの威力自体は並だが奪三振力も高い。
彼が2010年に叩きだした、歴代2位のK/BB10.3がその何よりの証左だ。



☆上原浩二(レッドソックス)
今やリーグ屈指の守護神になった上原だが、その原動力になっているのは言うまでもなくずば抜けた制球力。
甘く入れば即スタンドインされてしまうほど球威に乏しいが、それを制球力でカバーしている。
スプリッターと速球のコンビネーションはスピードがなくても凶悪で、相手チームはただ上原のミスを待つしかない。







☆マーク・バーリー(ブルージェイズ)
現在13年連続200回&二桁勝利を達成しているが、彼の球威はリーグ最低レベルでしかない。
それでもなお偉大な記録を継続できるのは、頑強さと安定した制球力を持ち合わせているからだ。
彼の実績は過小評価されていると言ってもいいだろう。







☆アダム・ウェインライト(カージナルス)
若手の頃は制球力も特筆すべきレベルになかったが年を追うごとに投球内容が成熟し、トミー・ジョン手術による全休などありながらも昨季はK/BBがMLB2位になるなど制球力はさらに向上しつつある。
サイ・ヤング賞投票2位が2度、3位が1度といつも惜しい投手でもある。




☆バートロ・コロン(メッツ)
ストライクゾーンに投げるコントロールについては1,2を争う。
一度は終わった投手だと思われていたがまさかの復活を遂げ、抜群のコントロールで結果を出している。
いつの間にか200勝も間近だ。
ちなみに彼は38球連続ストライクというとんでもない記録も持っている。





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