2014年4月5日土曜日

田中将大メジャーデビュー!

超大型ルーキー田中将大が開幕4戦目にしてついにメジャーデビューを果たした。
対戦相手はトロント・ブルージェイズ。
ホゼ・バティスタ、エドウィン・エンカーナシオンというMLB屈指の強打者が並ぶ打線は強力で、しかもトロントでの一戦ということで腕試しにはもってこい。

そして結果はというと
7回 6安打 3失点(2自責点) 0四球 8奪三振 1被本塁打
という上々の出来だった。

ただ完璧な投球だったかというとそういうわけでもない。
早速リードをもらった初回には好打者メルキー・カブレラにいきなり先頭打者本塁打を浴びるなどメジャーの洗礼はしっかりと受けた。
その後もエラー絡みで2失点したものの、やはり勝ち星のもとに生まれたのか味方打線の援護もあって田中は初勝利をあげた。

この試合先頭打者本塁打を浴びたのは残念ではあったが、それ以外についてはかなり良かったのではないか。
0四球8奪三振というところにはすでにメジャーに順応しているということを感じさせるし、7回をテンポのいい投球で97球で終わらせたということで、今後も長いイニングを投げられそうだ。
また強打者であり四球を選ぶ達人のバティスタを1度も出塁させることがなかった。
ブルージェイズ打線は全体的に不調の選手が多かったとはいえ、初戦でこれだけの結果を残せたというのは今後にかなり期待できるだろう。

ちなみにこの試合では新加入のエルズベリーが3安打1四球2盗塁という大活躍をしただけでなく、イチロー3安打で田中を援護した。
またイチローの内野安打が今季から導入されたチャレンジシステムでセーフになるなど、こちらも”ルーキー”が活躍。

田中の次の登板は強打のオリオールズ相手。
本拠地でのデビュー戦ということになるが、ここから未知の中4日のレギュラーシーズンが始まる。
どのように適応していくのか見ものだ。


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