2014年4月3日木曜日

2014年MVP候補10傑〈ナ・リーグ編〉

今回はナ・リーグ編。
◯はポジティブな要素、☓はネガティブな要素、△はどちらにもなり得る要素だ。


ポール・ゴールドシュミット(26)―ダイヤモンドバックス
◯徐々に成長しており昨季完全にブレイク。
◯打撃だけでなく守備・走塁での貢献度も高い。
◯本拠地が打者有利。
☓スプリングトレーニングでは不調。
☓チームが地区優勝するためにはドジャースが大きな障害。


ブライス・ハーパー(21)―ナショナルズ
◯ポテンシャルの高さは言うまでもなく本格ブレイクの年になる。
◯走攻守すべてでハイレベルなパフォーマンスを発揮できる。
☓プレースタイル的に怪我のリスクが低くない。
☓左投手を極端に苦手にしている。
☓スプリングトレーニングでは不調。


アンドリュー・マッカッチェン(27)―パイレーツ
◯走攻守すべてでハイレベルなパフォーマンスを発揮できる。
◯スプリングトレーニングではさらに洗練された打撃を披露。
◯頑丈で150試合後半の出場が見込める。
☓打線はあまり強力ではなく100打点を超えたことがない。
☓盗塁に関しては失敗も少なくない。


ジョーイ・ボットー(30)―レッズ
◯本拠地が打者有利。
◯5年連続で打率3割・出塁率4割をクリアしており安定感はMLB最高クラス。
◯守備力も高い。
☓極端な待球スタイルのため本塁打・打点をあまり稼げない。
☓スプリングトレーニングでは不調。


ヤディアー・モリーナ(31)―カージナルス
○守備貢献度は捕手として最高クラス。
◯近年は打撃が安定しており、今季も一定の成績が見込める。
☓捕手のためタイトルに絡む活躍が難しい。


バスター・ポージー(27)―ジャイアンツ
◯攻守ともにハイレベルな貢献度。
◯打撃力は捕手として最高クラス。
◯一塁手として出場することもあり出場試合数は多い。
☓本拠地が打者にとって不利。
☓チームが地区優勝する可能性が高くない。


デビッド・ライト(31)―メッツ
◯走攻守において貢献度が高い。
☓怪我が多く長期離脱する可能性もある。
☓スプリングトレーニングでは不調。
☓チームの地区優勝の可能性はかなり低い。


カルロス・ゴンザレス(28)―ロッキーズ
◯昨季は内弁慶を解消し打撃の質が向上。
◯本拠地が超打者有利。
◯走攻守すべてでハイレベルなパフォーマンスを発揮できる。
◯スプリングトレーニングでも好調。
☓毎年怪我が絶えない。
☓チームの地区優勝の可能性は低い。


トロイ・トゥロウィツキー(29)―ロッキーズ
◯遊撃手として攻守ともに最高クラス。
◯本拠地が超打者有利。
☓毎年怪我が絶えない。
☓チームの地区優勝の可能性は低い。


フレディ・フリーマン(24)―ブレーブス
◯打撃の安定度は高い。
◯守備力も高い。
◯スプリングトレーニングでは好調を維持。
△チーム史上最高の契約を結んだことによるプレッシャー。

4 件のコメント:

  1. ナ・リーグは難しいですよね。
    個人的にはカーゴを推しています。
    昨年は内弁慶ぶりを解消し弱点の少ない選手に成長したので、今季は三冠王とか狙えるのではと期待してしまいます。
    怪我さえしなければMVPを一回ぐらい取ってもおかしくない選手なので頑張ってほしいです。

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    1. コメントありがとうございます。
      ロッキーズの主力2人は本当に怪我が惜しい選手です。
      そろそろ健康に過ごすシーズンがほしいところですね。

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  2. 2010年のMVPに輝いたボットーには今年も四球を選びまくってほしいです笑
    ただ彼はパワーもあって打撃技術も優れているので、もっと本塁打を打ってもいいのでは?と思ってしまいます。
    フィリップスとブルースら打点マシンを機能させるために出塁しているのかもしれませんが、彼自身も打ってほしいところです。

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    1. コメントありがとうございます。
      ボットーは今の消極的なスタイルを批判されましたが、彼自身は今後もこのスタイルを貫いていこうと考えているようですから、ポテンシャルは高いものの本塁打王や打点王というのは今後も難しそうです。
      後ろにブルースという強打者がいながらもあれだけ四球を選ぶのですから尋常ではない選球眼ですよね。

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