2014年4月27日日曜日

無名のブレイク選手特集

スポーツの世界では、それまでほとんど無名だった選手が大活躍をみせ一気にスターの仲間入りをすることが少なくない。
MLBでも毎年そういう選手は吸う人出てくるが、今季も無名選手が何人かブレイクしているので紹介していこう。
果たして彼らは最後まで活躍しつづけることができるだろうか。


☆チャーリー・ブラックモン(27)―ロッキーズ
23試合 打率.398 5本塁打 17打点 出塁率.440 OPS1.102 7盗塁

今最もホットな打者の一人と言っていいだろう。
この2年外野の控えとしてそれなりの活躍を見せてきたがファウラーの移籍によって定位置をつかむと走攻守すべてにおいてハイレベルなパフォーマンスを発揮している。
しかしロッキーズ打者恒例の内弁慶タイプの選手であり、今季もホームではOPS1.423を記録している反面アウェイではOPS.701と並以下の打者。
今後成績は落ちていくだろうが、クアーズ・フィールドのお陰である程度の好成績は維持できそうだ。


☆クリス・コラベロ(30)―ツインズ
22試合 打率.318 3本塁打 27打点 出塁率.355 OPS.878 0盗塁
独立リーグ出身でマイナーでプレーし始めたのも2012年からと遅咲き。
だがマイナーでの活躍ぶりは凄まじく、2013年は89試合で24本塁打と特筆すべきパワーを持っている。
メジャー2年目となる今季はスプリングトレーニングから好調を維持しており、抜群の勝負強さを発揮している。
しかし選球眼などまだ粗い部分があり、このあたりを克服していかなければ成績は今後落ちていく可能性も高い。
また本塁打の出にくいターゲット・フィールドを本拠地とするため、本塁打量産も難しいだろう。



☆ジェシー・チャベス(30)―アスレチックス
5試合 1勝0敗 防御率2.32 31.0回 33奪三振 7四球 3被本塁打 WHIP1.10
昨季までは主にリリーフとしていくつかのチームを渡り歩いており、どこにでもいる中の下のリリーフ投手という感じだった。
今季はスプリングトレーニングから先発で試され、そこで好投したため開幕からローテーション入り。
パーカーの抜けた穴を埋めることを期待されたわけだが開幕から4試合を全てを1失点に抑えるという好投で、予想外の活躍を見せている。
速球を動かしていくタイプだが三振もとることができ、ここまでは内容的にも素晴らしい。


☆アルフレッド・シモン(32)―レッズ
4試合 3勝1敗 防御率1.30 27.2回 17奪三振 9四球 2被本塁打 WHIP0.94

オリオールズ時代は並以下の投手で、先発もリリーフもこなしていたがどちらでも結果が出なかった。
しかし2012年にレッズにやってくるとリリーフとして好投をみせ、昨季まで2年連続防御率2点台と活躍。
今季はスプリングトレーニングで先発として試され、あまり好成績は残せなかったが開幕からローテーション入りするとここまで全試合でクオリティスタートの活躍ぶりを見せている。
とにかくゴロを打たせることを信条とする投球スタイルで投球の7割以上を動く速球が占める。
そのため三振はあまりとれないのだが、本拠地が打者有利なレッズの投手としてベストな投球スタイルでもある。
ただこういったタイプは運にも左右されがちなので今後大幅に成績が悪化する可能性もあるだろう。
今後の活躍の鍵は制球力になるはずだ。

4 件のコメント:

  1. 以前、知恵袋でお世話になっていたlosangelsangelsです。
    最近知恵袋では見かけませんが、毎回、すごくためになる記事をありがとうございます。
    さて、今日MLB 14 the showを購入しましたが、arodさんのロースターが欲しいと思ったので、もしできていたら、教えてください。

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    1. コメントありがとうございます。
      実は私今年の6月から1年ほどサンディエゴに留学することになりまして、今年はThe Showを購入していないのです。
      申し訳ありません。

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  2. あと、もしよければgoogle+でハングアウトしませんか?

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    1. ありがとうございます。
      ハングアウトはやったことがありませんが、お時間があるときにでもやってみましょう。

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